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パリのアジア人差別 がひどくなった理由は中国人観光客が原因。元ハイブランド販売員は見た!聞いた!!

四半世紀以上パリ在住のエイジです!(詳しい自己紹介はこちらから)


ハイブランド(少し中堅クラス、ローブランド)でパリの販売経験が16年ほどあります。


パリの販売現場はインターナショナル魑魅魍魎な地獄図です。


この記事は『パリ在住の方で90年代は良かったな、、、なんで、最近はアジア人にフランス人は感じ悪いんだろう?』と疑問に思っている人に向けて書きました。

コンテンツ

(1、2まで時代背景、3アジア人差別 がひどくなった理由解説


  1. 90年代から2010年代までのパリの状況(中国人観光客少ない)

  2. 2010年代からのパリの状況(中国人観光客が爆増)

  3. フランス人のアジア人観に大きな変化

  4. 中国人観光客のとんでもない態度、行動とは


注:これから展開する理論は筆者の人生経験から得たものです。

90年代から2010年代までのパリの状況(中国人観光客少ない)

日本の繁華街

この時代のパリは日本人バブル(パリの販売現場で)でした。


日本人がハイブランドで買いまくってた時期です。


パリのオシャレな地区に住む日本人も、不動産を買う日本人も沢山いました。


気が付いたら、たかが留学生の僕でさえ、ハイブランドのソワレ(パーティー)に招待され、なぜか終わりにプレゼントに香水をもらったり。


その頃の日本人の印象は


  1. 礼儀正しい

  2. 恥ずかしがりや(シャイ、パリではマイナスの印象のことも)

  3. オシャレ(に敏感)

  4. 購買力がある


  5. 挨拶をしないか、目が合うと照れてへへへという対応

  6. 『可愛い!』という言葉を連発で言うのでイライラする


でした。


なのでフランス人から日本人の受ける対応も、そこそこ良かったのです。


2010年代からのパリの状況(中国人観光客が爆増)

上海の景色

2000年代から2010年代のパリは日本人のバブル(パリの販売現場で)でした。


そして、バブル崩壊、、、。


その後、大型の観光バスで中国からたくさんの観光客がパリ(フランス)に押し寄せてきました。


フランス人のアジア人観に大きな変化


2010年代のパリはまさに中国人バブルの時期でした。


毎日、特にデパートに大型の観光バスで中国からたくさんの観光客がやってきたのです!


その特徴は


  1. 成金

  2. 教育のなってない人たち(野蛮)

  3. とんでもない格好の人たち

  4. 挨拶をしない



でした。


そして、今までのパリの販売現場に沢山いた日本人販売員は減って行き、中国人販売員が増えて行きました。


それと同時にパリのアジア人差別も増えてきたと思います。

ギャラリー・ラファイエットの内装
ハイブランドと言っても商売人なので売ってナンボの世界です。

デパートのあるハイブランドのコーナー(店舗)では9割が中国人販売員で、フランス人のお客様がクレームを出した話もあります。


『なんでフランスなのにフランス人の販売員がいないんだ。しかも、中国人販売員はフランス語話せないじゃないか?』などの内容でした。


そして、次第にフランス人の販売員のみならず、一般のフランス人に中国人観光客のとんでもない態度、行動が見せられて、一気にアジア人の印象が悪くなりました。


中国人観光客のとんでもない態度、行動とは

トイレ
洋式トイレの使い方が分からない中国人観光客

その最も最悪な印象はトイレでした。


洋式のトイレを和式のやり方で使う。


なので、便座が汚れる。


一部の中国人が洋式のトイレを使えないのは、彼らの責任ではありません。


中国のことは詳しくないのですが、もし、その当時の中国に洋式のトイレが普及してなかったら仕方のないことではないでしょうか?


信頼のおけるフランス人の同僚は前の職場のブティックの一角で(服のディスプレイに隠れて)、中国人観光客が隠れて排便をしたと言ってます。


それは本当かどうかは分かりませんが、信頼できる人柄の同僚だったので本当だったと思います。



ハイブランドのブティックの鏡で自分のニキビをつぶした中国人観光客


メイクをする女性

昔、普通にハイブランドの販売員として勤務中に美人の中国人女性が来店しました。


若い清潔感あふれる方で、着ている服もオシャレなハイブランド、メイク、ヘアスタイル共に好印象でした。


英語で『いらっしゃいませ。』と挨拶をして、ブティック内を泳がせます。


そして、そろそろ接客に行こうとした瞬間、彼女はブティックの鏡ばりの壁に向かって、じーっと自分の姿を見ていたのです。


初めはお化粧チェックかなと思いきや、いきなりグッと頬にできたニキビを潰しました。


その後、鏡には白いニキビの液が飛びちり仰天しました。


そして、次の瞬間に怒りがこみ上げてきましたが、お客様なので何も言えません。


一緒にいたフランス人の同僚も唖然としていました。


僕は中国人販売員の同僚に『僕は絶対に鏡を拭かないからな!』と言いました。


中国人の同僚は日本で数年間、仕事経験のある日本語が堪能な方でしたが、すぐに鏡をきれいにしました。


今日思えば、悪いことしたなと反省しています。


このほかにも数えきれないほどのエピソードがある

エッフェル塔

でも、書ききれないのでこの辺にしますが、こう言った態度の中国人観光客は山のようにいて、それがフランス人の印象を悪くしたと思います。


その証拠にパリは90年代に比べて、アジア人として生きづらくなりましたので。


今日のパリでは教育を受けた、お金持ちの中国人が沢山います。

2010年代からわっと押し寄せた中国人は明らかに教育を受けてない人たちが多かったです。


でも、朗報!


最近のパリは教育を受けた、お金持ちの中国人がパリに沢山います。


なので以前と比べて印象は良くなったと思います。


ただ、人間というものは一度、印象が悪くなるとずーっと、それを偏見として持ち続けると思いますので厄介ですね。


最後に


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特にパリ生活、ローマ生活、インド、メキシコ観光情報など、そして、パリ生活の自炊レシピについて発信しています。


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