パリに四半世紀以上住んでいるスーパーエイジです!(自己紹介はこちらから)
90年代後半、ブランシュ(Blache)に2年間、2000年代にギ・モケ(GuyMoquet)とランマーク・コーランクール(Lamarck Caulaincourt)の近くに計5年ほど住みました。
なので18区は計7年住んだことになります。
パリの治安の悪い地区の代名詞の様な18区。
もくじ
パリ18区の治安を全体的に見ていうと『呪われた地区』
パリ18区の治安をメトロ駅ごとにザッと一言で言うと(Blanche、Pigalle、Anvers、Barbès Rochechouart、Abbesses、Lamarck Caulaincourt、La Fourche 、Guy Môquet、Porte de Saint Ouen、La Chapelle、Stalingrad、Château-Rouge)
2024年現在のパリ18区の治安
結局、住むのはどう?
最後に
1. パリ18区の治安を全体的に見ていうと『呪われた地区』
なぜパリ18区の治安は呪われている?
北はパリ郊外のサン=トゥアン (Saint-Ouen-sur-Seine)
東は治安の悪さで天下一品の19区に隣接
治安の悪いメトロの2番線が18区の南を走っている(まさに9区と18区の境界線上)
からです。
これ以上の最高の環境はあるでしょうか?
スリ、犯罪者などのスタンバイオッケー状態ですね。笑
パリ治安悪い区は18区、19区、20区が代表格なので。
19区について記事とYoutube動画です!⬇️
サン・トゥアン、 (Saint-Ouen-sur-Seine)はクリニャンクールの蚤の市で有名な治安の悪い地区
あと、18区のバルベス・ロッシュシュアール駅(Barbès Rochechouart)と、これまた治安の悪い北駅(Gare du Nord)とは歩いて10分くらいの距離で姉妹のようです。笑
パリの北駅の治安の体験談について記事にしました!⬇️
住民はマグレブ系、アフリカ系、インド系の移民が多く、アジア勢(ヴェトナム、中国)が少々といった感じです。
フランスというより18区は北アフリカです
La Chapelle駅などはヒンドゥー教の寺院もあります。
治安の悪いハイライトは
クリシー広場(Place de Clichy)
クリシー通り(Boulevard Clichy)
マルクス・ドルモワ通り(Rue Marx Dormoy)
でしょうか?
あと、
いわゆる静かな住宅地、特にHLM(公営住宅)などは人がいない分、もっと怖い
です。
2. パリ18区の治安をメトロ駅ごとにザッと一言で言うと
パリ18区のBlancheの治安
住んでましたので治安は悪かったといえます。
バーの人たちとかヤバいですよ。
ブランシュの治安について記事にしました!⬇️
こちらはブランシュでした恐怖体験を記事にしました!⬇️
映画『アメリー・プーラン』の影響でこの駅の近くにあるルピック通り(Rue Lepic)は有名になりました。
そして、今は可愛い『エミリーパリに行く』の世界に様変わり。
パリ18区のPigalleの治安
Pigalle駅、つまりピガール駅。
ピガールはセックスショップとかぼったくりバーがあります。(現在ではその数も少なくなりましたが)
一回、夜にクリシー通りを歩いてたらアラブ系の男にいきなり肩を組まれてぼったくり系バーに引きずられて行かれそうになりました。
クリシー通りの中央(公園のスペース)はドラッグディーラーがいて感じ悪いです(被害にはあわないけど)
最近は綺麗になり、それも減ったような感です。
パリ18区のAnversの治安
Anvers駅、つまりアンヴェール駅。
オンヴェールはピガールの次の駅ですがスリが多いです。
なんせ観光客でごった返す駅ですので。
観光客はここで降りてサクレクールに向かいます
サクレクールに向かう道がステンケルク通り(Rue de Steinkerque)ですが、ここでは賭博を道でやってます。
やった事はないですが、サクラっぽい人がその場を盛り上げています。
良い子の日本人観光客の皆さんはきっと関わりがないでしょうけど。笑
パリ18区のBarbès Rochechouartの治安
Barbès Rochechouart駅、つまりバルベス・ロシュシュアール駅。
バルベス・ロシュシュアール、日本人の間ではバルベスと呼ばれています。
人が沢山いて、それが故に安全な雰囲気です。
ここではアフリカの民族衣装に身をまとったパリジェンヌが沢山、見られます。
バルベス駅を出ると、駅前にアフリカ系の人がタバコの箱を売ってきます。
非喫煙者なので縁がないですが、何が入ってるんだろう?と思います。
マルシェ・バルベス(Marché Barbès)ではスリに注意
18区の日本人の友達の話です。
彼女はマルシェ・バルベス(Marché Barbès)へ、よく行きます。
なので余裕をかましてたある日、スリの被害に遭いました。
ワンピースで行き、ワンピースのポケットに入れてたアイフォンをマグレブ系のスリに取られそうになりました。
スリに取られた瞬間に私服警察が現行犯逮捕しましたが、結局、彼女も供述で警察署に行く羽目になって1日を警察署で過ごしました。汗
あと、La Chapelle(ラシャペル)の治安もChâteau-Rouge(シャトールージュ)の治安も似た様なものですね。
バルベスから近いですので。
パリ18区のAbbessesの治安
Abbesses駅、つまりアベス駅。
ここは賑やかで安全だと思いますが、メトロのある広場によく不良グループがいます。
一回、ここを友達とオープンカーで通ったら、不良グループに爆竹を投げつけられて怖い思いをしました。
アジア人差別混じりの犯行だと思います。
パリ18区のLamarck Caulaincourtの治安
Lamarck Caulaincourt駅、つまりラマルク・コーランクール駅。
この駅の周辺はブルジョワ地区です。
なので治安の悪い18区なのにガラッと雰囲気が変わります。
安全だとおもいます。
映画関係者がすむセレブな地区です。
オスマン建築の美しい16区の様な通りもあります。
パリ18区のLa Fourche 、Porte de Saint Ouenの治安
La Fourche駅 、Porte de Saint Ouen駅、つまりラ・フルシュ駅、ポルト・ドゥ・サントゥアン駅。
ラ・フルシュ(La Fourche)もポルト・ドゥ・サントゥアン(Porte de Saint Ouen)も寂しい感じのところです。
何もありません。
まあ、夜以外は安全そうですが、、、
日本人の友達が住んでますが、殺風景ですね。
パリ18区のGuy Môquetの治安
Guy Môquet駅、つまりギィ・モケ駅。
ギィ・モケはお店とか沢山あって便利で活気のある地区です。
治安は安全な方だと思います。
やはり人通りのある地区が安全だろうと思います。
近くに住んでいたので言えますが、移民たちが真面目に働く街という印象です。
パリ18区のStalingradの治安
Stalingrad駅、つまりスターリングラード駅。
都市伝説かもしれませんが、『スターリングラードは夜の8時以降は警察がいなくなる』らしいです。
スターリングラードの運河ぞいは麻薬ディーラーとラリってる人が多いので近づきません。
スターリングラードは18区と19区の丁度、境界線上にある駅です。
パリ18区のPlace de Clichyの治安
Place de Clichy駅、つまりプラス・ド・クリシー駅。
プラス・ド・クリシーは不良グループが沢山いて治安が悪いと言われますが、映画館やレストランで賑わう活気のある地区です。
人通りが多いので安全だと思います。
ただ大晦日の夜は治安が悪くなります。(経験では)
不良たちがクリシー広場の車の上に乗ってふざけたりするのを見ました。
僕の乗ってる車の真横の車でしたので怖くて仕方がなかったです。
3. 2024年現在のパリ18区の治安
パリ市長イダルゴの率いるパリは美しく様変わりしました。
そのおかげで18区も綺麗に様変わりしました。
街がきれいに変わると治安も良くなると思います。
悪は醜を好み、美は悪(犯罪)を追放する
ということでしょうか?
なので、クリシー通りは治安が良くなったとピガール駅に住んでいる友人たちは言っています。
彼らはピガール駅のまさにクリシー通りに住んでますので説得力があります。
4. 結局、住むのはどう?
パリの18区は治安が悪いですが、チャラチャラした格好(貴金属、ブランド物)をしない人は問題なく住めると思います。
僕はチャラチャラした格好をするので、カバンをナイフで切られるなどの嫌な目に遭いました。
チャラチャラしたパリジェンヌもバスの中で被害に遭うのを見てきました。
質素な服装の人なら大丈夫です。
でも、僕は18区は人にはすすめません。
お金が許すのであれば16区に住む方が安全だと思います。(特に女性の場合)
18区には日本人が沢山住んでいる
何か惹かれるものがあるのかもしれません。
最後に
以上が【パリ18区の治安】6年住んだ体験談:やっぱりパリ18区は治安が悪かった!でした!
18区と真逆の16区の治安について記事にしました!⬇️
このサイトでは、” 友達に説明するような感覚 "で、分かりやすい記事を書くように努めております。
特にパリ生活、ローマ生活、インド、メキシコ観光情報など、そして、パリ生活の自炊レシピについて発信しています。
Xアカウントで最新情報が見れますので、もし、よろしければ寄ってみてくださいね。