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【ヴェネツィアの6つの地区】雰囲気、治安などをサクッと解説!

更新日:1 日前

パリに四半世紀以上住んでいるスーパーエイジです!(自己紹介はこちらから)


友達にサクッと【ヴェネツィアの6つの地区】を説明する感覚で書きました。


本当にサクッとですので悪しからず。笑

ヴェネチア

実は私、ヴェネツィアにもう10回以上は行っています。


パリから飛行機で1時間50分、ローマからは電車で4時間から4時間半と簡単に行けて、安いからです。


では、まず、強引にヴェネツィアは右岸と左岸に分けました!


ヴェネツィアの6つの地区は地図を参照してください。


ヴェネツィアの簡単な地図

右岸が


  1. カンナレージョ(Cannaregio)

  2. カステッロ(Castello)

  3. サン・マルコ(San Marco)の3区とサン・ジョルジオ・マッジョーレ島


左岸が


  1. サンタ・クローチェ (Santa Croce)

  2. サン・ポーロ (San Polo)

  3. ドルソドゥーロ (Dorsoduro)の3区とジュデッカ(Giudecca)


左岸と右岸に分けたのは頭の中で整理しやすいからです。

では、右岸、左岸の順で


  1. カンナレージョ(Cannaregio)

  2. カステッロ(Castello)

  3. サン・マルコ(San Marco)

  4. サンタ・クローチェ (Santa Croce)

  5. サン・ポーロ (San Polo)

  6. ドルソドゥーロ (Dorsoduro)


について解説しますね!


ヴェネツィアのカーニバル

カンナレージョ地区(Cannaregio)


カンナレージョ地区(Cannaregio)の雰囲気


カンナレージョ(Cannaregio)には観光スポットが沢山あります


なので割と観光客がいますが、落ち着いた雰囲気です。


ユダヤ人街(ゲットー)サンタマリア・ デイ・ミラーコリ教会シナゴーグなど見どころも沢山です!


あと、ヴェネツィアの現地の方も沢山、住んでいますので、生きたヴェネツィアを見るのも興味深いです。


筆者もこの地区のホテルに泊まったことがありますが、静かでいい感じでした。


こちらはこの地区にあるサンタマリア・ デイ・ミラーコリ教会です。

サンタマリア・ デイ・ミラーコリ教会
サンタマリア・ デイ・ミラーコリ教会

美しいフィレンツェのドゥオーモを彷彿させます。


サンタマリア・ デイ・ミラーコリ教会について記事にしました。


記事のバナー

ヴェネツィアにイタロやトレニタリアなどの電車で来る方は便利だと思います。

この地区のいいところは利便性。


サンタ・ルチーア駅に着いてから、すぐに荷物をホテルに預けて観光もできますので。


カンナレージョ地区(Cannaregio)の治安


サンタ・ルチーア駅(Santa Lucia)があるのでヴェネツィア本島で働く人や旅行者でごった返しています。


でも、駅からすぐ離れると閑静な住宅街です。


駅周辺はスリがいますが、それ以外は安全な雰囲気です。


ただ、夜の独り歩きは避けた方がいいでしょう。


でも、そんなに怖がる必要もないと思います。


と言いますのもサン・マルコ地区に近づくにつれて観光客も多くなり、寂しくないですので。


サンタ・ルチーア駅(Santa Lucia)前の風景
サンタ・ルチーア駅(Santa Lucia)前の風景

カステッロ地区 (Castello)


カステッロ (Castello)地区の雰囲気


カステッロ (Castello)アルセナーレ、聖マルコ同信会館をはじめ観光スポットが沢山あります。


と言うか、ありすぎるくらいです。笑


聖マルコ同信会館の美しいファサード
聖マルコ同信会館の美しいファサード

なので観光客でごった返しています。


でも、サン・マルコ(San Marco)に比べたら落ち着いた雰囲気です。


そして、ヴェネツィアの現地人の生活が見れて楽しい。


アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア( Arsenale di Venezia)に隣接

アルセナーレはビエンナーレ(Biennale)の主会場として有名ですね。


アルセナーレは中世の造船所跡で、現在は2/3をヴェネツィア市、残りを海軍が所有しています。


そして、ヴェネツィア観光の中心地のサンマルコ観光には便利ですし、ヴァポレットでサン・ミケーレ島(墓地)ムラノにも簡単にいけます。


カステッロ地区 (Castello)の治安


繰り返しですがスリに気をつければ安全だと思います。


なんせ観光客でごった返してますので、ここでスリの被害に遭う観光客は多いことでしょう。


治安はレストランやバーも多いですので、夜も賑やかで安全だと思います。


サン・マルコ地区 (San Marco)


雨のサンマルク広場
雨のサンマルク広場

サン・マルコ地区 (San Marco)の雰囲気


雰囲気はまさにディズニーランドです。


色々な国のツアーガイドが20、30人のグループの観光客をつれて歩いています。


なので人酔いする人は、このサン・マルコ地区にホテル滞在しない方がいいと思います。


僕は初めてヴェネツィアに旅行に来た時、サン・マルコ地区のホテルに泊まって大後悔しました。


なぜなら


  • 人が多すぎる

  • 狭い運河が臭い(レストランが多いから)

  • ホテルが割高


だからです。


でも、観光の見どころが沢山あって美しいのは確かです。


あと、ヴァポレットで対岸のサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会(Basilica di San Giorgio Maggiore)に5分で行けますのでおすすめです。


下の写真サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会です。


島全体が聖堂でなんとも言えない美しさです。


サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

そして、後ろにはサン・マルコ広場は小さく見えて、観光客のウザさが嘘の様に静まり返っていきます。


サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会について記事にしました。↓


サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会について記事

サン・マルコ地区 (San Marco)の治安


サン・マルコ地区はヴェネツィアでもっとも観光客が多いところです。


スリにはくれぐれもお気をつけください。


治安はレストランやバーも多いですので、夜も賑やかで安全だと思います。


サン・マルコ寺院
サン・マルコ寺院

サンタ・クローチェ地区 (Santa Croce)


サンタ・クローチェ地区の雰囲気


あまり派手な雰囲気はありません。


つまり、サンマルク地区の様に豪華絢爛な建築物も無くて、ある意味、淋しい雰囲気もあります。


でも、僕は大好きなエリアです。


下の写真の様な風景が見られるところです。


サンタ・クローチェ地区の景観

観光客もあまりいなくて落ち着きますし、ヴェネチアの住民の方で賑わう広場もあって可愛いところです。


もし、ヴェネツィアでアパート借りるならこの地区かドルソドューロ地区かなと思います。


サンタ・クローチェ地区の治安


落ち着いた住宅街。


西に行くにつれて寂しい雰囲気で変な人もいます。(話しかけてくる、お金をせがむ)


西というのはヴェネチア本島と大陸の境目という意味です。


やはり、どの都市も郊外に行くと治安が悪化するんだなって実感します。


もしくはサンタルチーア駅から変な人が来るのかも知れません。


サン・ポーロ地区 (San Polo)


サン・ポーロ地区 (San Polo)の雰囲気


左岸で1番、観光客でごった返して、ディズニーランドな地区です。


そして、ヴェネツィア6区で1番小さな地区。


時々、観光客だらけで地獄だなと思うことも。


でも、リアルト市場をはじめ、見どころも多い地区です。


下の写真はリアルト市場ですがヴェネツィアの現地の方達が野菜や魚などを買う光景が見られます。


リアルトマーケット

こんなディズニーランドにもリアルライフがあるんだなと感心します。


サンポーロ地区はサン・マルコみたいに100%観光地って雰囲気じゃなくて素敵です。

リアルトマーケット

観光地なのに市場の人たちは優しい感じです。

リアルトマーケット

サン・ポーロ地区 (San Polo)の治安


治安は観光客が一日中多いので夜遅くの散歩も怖く無いですが、スリやひったくりには気をつけてください。


とは言え今まで一回もスリ、引ったくり現場に居合わした事はありません。


下の写真は筆者が思う最も美しい教会です。


サン・ポーロ地区にあるサン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会(Chiesa di San Giovanni Evangelista)です。

サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会(Chiesa di San Giovanni Evangelista)

サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会について記事にまとめました!


ドルソドゥーロ地区 (Dorsoduro)


ドルソドゥーロ地区(Dorsoduro)の雰囲気


ボヘミアンで大学地区でもあります。


大学地区という場所柄、学生も多く活気があります。


パリでいえばカルティエ・ラタンみたいなところです。(パリを知らない人は失礼します)


見どころもペギー・グッゲンハイム・コレクション、アカデミア美術館、現代アート美術館やギャラリー(画廊)などアーティスティックな地区です。


パリでいえば左岸に似ています。


グラン・カナルの風景の美しい、大人の雰囲気の漂う地区です。


現代アート美術館は安藤忠雄氏がデザインしました。


この辺りはプンタ・デッラ・ドガーナと呼ばれています。


美しいサルーテSaluteで知られるサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(Basilica di Santa Maria della Salute)もあります。


サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂

ドルソドゥーロ地区 (Dorsoduro)の治安


安全な地区だと思います。


なんせパリの左岸ですので。笑


ヴェネツィアは美しい完璧な宝石なので、どの角度から見ても完璧なんですが、このドルソドゥーロ地区が一番美しいと思います。


安藤忠雄氏が設計した現代アート美術館のあたりからプンタ・デッラ・ドガーナの先端に行くと、そこに素晴らしいパノラマが広がります。


左手にサン・マルク地区。


5星のグリッティ・パレス・ホテルのテラス、そしてぐるっと右の方を見渡すと、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会。


そして、延々と続くジュデッカ。


グランカナルの風景

大人の雰囲気で運河沿いのレストランもシックです。


ドルソドゥーロ地区から簡単に行けるジュデッカ島

以前はジュデッカに渡るとレストランやお店の価格がグッと下がってましたが、最近は本島並みに高いです。


ジュデッカから見えるパノラマの風景は観光客まみれの疲れるヴェネチアが嘘のようです。


落ち着く雰囲気で、住民の存在もしっかりと感じる場所です。


特に素晴らしいのは夜にヴェネツィア本島が美しいことです。(2024年現在状況が変わりまして、ベネチア島の夜の明かりがありません。ただいま確認中。)


下の写真は以前、イリュミネーション(夜の明かり)があった時代の写真です。

ジュデッカから望むドルソデューロ地区のパノラマ風景
ジュデッカから望むドルソデューロ地区のパノラマ風景

ヴァポレットでドロソドゥーロ地区からジュデッカ島へのアクセスも簡単です。

なお、ジュデッカ島は要はヴェネツィア本島の南の長細い島です。


詳しくはは下の記事とYoutubeで解説しています!⬇️


ジュデッカの記事のバナー



最後に


以上が【ヴェネツィアの6つの地区】雰囲気、見どころ、治安などをサクッと解説でした!


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