パリで販売経験が16年のエイジです!
ハイブランドのプレタポルテと高級食器ブランドが中心ですが、ローブランドも1年ほど経験しました。
パリ(フランス)の販売員の立場からこの記事を書きました。🎵
なお、この記事はハイブランド、ローブランドのファッション業界についてです。
ただ、他の商品を売ってる販売員にも当てはまると思います。
結論から言います。
対処法はパリの販売員から受けた屈辱を忘れるです。
マインドは『 忙しくて、そんなことを考える暇もない! 』です。
以上です!オー・ヴォワァール(さようなら)。笑
この記事はパリの観光客、パリ在住の方に向けて書きました。
まず、人には3つのタイプがあります。
タイプA
どうあがいても人から好かれるタイプ。
タイプB
どうあがいても人から嫌われるタイプ。
タイプC
AとBの中間の人。
人生楽ありゃ苦もあるさタイプの人です。
ほとんどの人がBとCタイプだと思います。
それもその大半はCでしょう。
例えば、僕はCタイプです。
ある日、Sandroの販売員にとんでもない塩対応をされ、次の日のBouygue Telephone(通信会社)の販売員にネコ可愛がりされる。
僕の前には塩対応されたフランス女が見えます。
タイプAの方、あなたは菩薩様のように徳が高いのでさようなら。
では、BとCの方のために続けますね。
なぜ、パリの販売員は感じが悪いのか?
それは
仕方なく販売の仕事をやっているから。
パリの販売員は客に嫉妬して、嫌っているから。
パリの販売員はクビにされないので甘えてるから。(駄々っ子)
では、ひとつづつ見ていきます。
①仕方なく販売の仕事をやっているから。
販売員は
アーティスト(モデル、俳優、画家など)の卵。
職の見つかりにくいフランス人と移民。
商業高校の研修生、本社で働く予定の研修生。
フランス社会で成功願望のある移民。
などが大半を占めています。
つまり、大半がしたい仕事ができなかった人たちなんです。
かくいう僕もデザイナーという職に就けなかったので、仕方なく販売員になりました。
②パリの販売員は客に嫉妬して、嫌っているから。
販売員は大半が20代から30代が占めます。
彼等は独身で、一人暮らしなので生活がキツいのです。
なので、自分たちが買えないような高い商品を買える客に嫉妬し、嫌悪をするのです。
ローブランドの販売員はハイブランドで働きたいので、より複雑です。
自分たちと同じ貧乏な客のために働くのがアホらしく、態度が悪いのです。(もちろん、ローブランドを買う富裕層はいるし、富裕層だからこそ、金銭感覚があったり、また、ファッションに無頓着であったりする。)
③パリの販売員はクビにされないので甘えてるから。(駄々っ子)
フランスはアメリカと違い労働者はクビにされません。
むかし、働いていた会社の同僚たちがクビにされるために色んな手を使いましたが、全く、クビにされませんでした。
といいますのも労働者をクビにすると会社がお金を払う羽目になるからです。
なので、販売員はしたい放題。
例えば
タバコ休憩30分ごと。
会社を休む。
客をぞんざいに扱う。
などです。
つまり、パリの販売員はMal-baiséなんです!
Mal-baisé とは ”性的に満たされていない(人)” という意味です。
フランス人がよく使う表現です。
『あいつ、Mal-baisé!あー、自分が不幸だから、感じ悪いんだな。』
みたいな感じで使われます。
『感じが悪いパリの販売員への怒りをどう収めたらいいものか?』対処法とマ
インド。
先ほどと重なりますが、、、
パリの販売員から受けた屈辱を忘れるです。
マインドは『 忙しくて、そんなことを考える暇もない! 』です。
『そんなこと、言うのは簡単だよ!』と思われるでしょう。
僕もこの記事を書いている時点で、最近、販売員の最悪な対応に腹が立っているくらいですので。
具体的な対処法(マインド)
販売員はターンオーバー(人材回転率)が高い。 つまり、今いる販売員も来週にはいない可能性大。
自分の状況に満足していない可哀想な人たちだと知っておく。
クレームのメールなどを送る。
①販売員はターンオーバー(人材回転率)が高い。
つまり、今目の前にいる塩対応の販売員は存在しません。
来週には契約が終わって、いなくなるかも知れませんので。
いなくなる人に向けるエネルギーは勿体ないですね。
②自分の状況に満足していない可哀想な人たちだと知っておく。
可哀想な人たちなので俯瞰してみることが出来ます。
③クレームのメールなどを送る。
コミュニケーションの取れない人たちなので、無視が一番ですが、クレームをすることでサービスの質が上がるかも知れません。
それ以上にすっきりしますよね。(便秘が解消された感覚)
さいごに
では、以上が『なぜ、パリの販売員は感じが悪いのか?その理由、対処法(マインド)。』でした!
なお、このサイトではガイドブックに載っていない、パリの少しマニアックな情報発信をいたします。
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